小屋の約3分の1は頂いたものと拾ったもので出来ている。
土台の一部や囲炉裏の木枠に使った大きな材木は、トラック1台で運び込まれた古材で、懇意にしている産廃会社の社長から頂いた。ロフトに上がる階段や床板のコンパネ、屋根材のコンパネなどは狐狸庵からの頂きもの。囲炉裏の一角に据えた古風なだるまストーブはたけみっちゃんから。煙突は狐狸庵から。実は、トイレや便槽もたけみっちゃん紹介の建材屋の処分場から拾ってきたものだ。
現在、建造中のお風呂も、五右衛門の中古の風呂釜は狐狸庵からの貰いもの、数十個のブロックと釘がささったままの板は自宅近くの建設会社の産廃捨て場から許可を得て拾ってきた。柱や屋根は近くの山で拾ってきた杉の間伐材でつくる。屋根の一番上は小屋造りの残り物と、自宅マンションの改修工事で出た余り物の防水材を貰って間に合わせる。風呂に限って言えば、セメント(2袋で約千円)以外は砂も石も木材も、全部タダである。
ついでに、ストーブや風呂をわかす燃料のまきも、たけみっちゃんからの貰いものだ。すでに数年分のまきが用意されている。小屋の前では毎晩、盛大な焚き火が楽しめる。CO2を空に撒き散らして地球温暖化には若干貢献しているかもしれないが、ここなら周囲を気にせず、思い切り焚き火ができる。
焚き火は小屋の中でもできる。普段は囲炉裏では炭火を使っているが、まきを焚いてもへっちゃらである。小屋は夏向きに隙間だらけに造ってあるので、煙が充満してもすぐにきれいに出て行ってくれる。
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