2008年10月から佐賀県唐津市の山瀬で山小屋と雑木林づくりを始め、週に2~3日の割合で 山の暮らしを続ける。木造平屋建ての小屋(ロフトつき)の建築日記は隠し部屋③http://hooraibo.blogspot.com/p/blog-page_29.htmlで。

雑木の庭づくりは隠し部屋④

時は流れ   影は消えて  今はむかし  色もあせて  さてぞいまや  知らぬそぶり  だからわたし  こころわびて.................すべて空  空  空こそすべて  あやまちは今  知らぬそぶり  行き交う雲  風はやまず  煙たなびき  空はうつろ.......................................... 風はやまず  ちぎれる雲  露は落ちて  空はうつろい  待つ人はなく................................時は満ちて  あふれる涙  寄せては返し  落ちて砕ける  水は澄めども  明日は知れず  嘆きは深く  言葉ははかなし  霧にまぎれて  姿は見えず....................... 緑はあせて  空はうつろい  時は流れ  消える涙  ◆<朝日新聞ニュース>60億キロの宇宙の旅から6月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の開発チームに、佐賀県嬉野市の創業142年の老舗・井手酒造から同社自慢の酒「虎之児(とらのこ)」が贈られてきた。7年前、「はやぶさ」打ち上げ準備中の開発チームが井手酒造に「『虎之児』のラベルを『はやぶさ』の飛翔実験計画書の表紙に使いたい」と依頼したのが縁。回収したカプセルでもって、チームは狙い通りに虎児を得ることができたのか、どうか。..................けまるけまるこ ひらめのこ うらうらと 照れる春日に雲雀あがり 心かなしもひとりし思へば

隠し部屋①

 ビール造りのキットが市販されており、これまで10数回ビールを造った。1回に大瓶30本できる。

 ラガービールを初めて造ったとき、知り合いの発酵学の専門家(さきいかチーズを開発した人)に試飲してもらったら、「おーっ、ヨーロッパタイプですね。ベリーグッです」とお墨付きをもらった。

 キットには説明書が付いており、「××××」を入れたらアルコール濃度が上がりますので「入れないでください」とある。「××××」は砂糖である。ご丁寧に「1キロ」と分量まで書いてある。
 で、この「××××」1キロを入れると、4~5%の本もののビールができるのである。

 キットは山口県の片田舎でカヌー・ビルダーとして活躍している洲澤育範という人から買った。面白い人間で「エル・コヨーテ」という雑貨屋も営んでいる。この人からはいろんな遊びと生き方を教えてもらった。

 自家醸造の無許可ビールについて、ある時、国税庁に問い合わせた。「市販のビール醸造キット知ってますか?」「知ってます」「問題ないんですか?」「あれは1%以内のアルコールですから、問題ありません」「でも、ほとんどの人はあれで4~5%のビールを造っているんじゃ?」「仮定の質問には答えられません」「将来、ビール造りが規制緩和される可能性は?」「ありません」。

 最初にビール醸造に成功した時、わが輩は「規制緩和先取りビール」と名付けたものだ。その後、地ビールが各地でブームになったが、あれは許可の範囲が緩和されただけで、本当の規制緩和はまだまだである。



 これは初代自家醸造ビールのラベル。