山瀬も春のような陽気に包まれていたが、まだまだ景色は冬枯れのまま。
しかし、水がぬるんだせいか、池の魚たちは心なしか元気にはしゃいでいるように見えた。
鳥のえさ台をつくる。カルピス印の、バードフィーダーってやつ。
春の兆しを探したら、ネコヤナギの芽がみつかっただけ。
ずぼら農園の一画を掘ったら、できそこないのジャガイモが出てきた。大きいのでゴルフボール大。これでも新ジャガだ。
池の中に浮島をつくる。別のコンテナに寄せ植えをつくり、それをこの浮島に乗せる計画。
山瀬の帰り、福岡・二丈町の藤原建設がらくた市に立ち寄る。開店前から大賑わいである。民家を取り壊した際に出る古道具など何でもある。とにかく安い。
そいで、小生が手に入れた物(写真左下)。サッポロビール(の看板つき)鉄製キャリア、木の棚、麻袋2枚、しめて900円なり。
2011年2月16日水曜日
2011年2月15日火曜日
2011年2月10日木曜日
2011年2月8日火曜日
あいつが現れた
約1カ月半ぶりに山瀬へ。2011年としては初めてだ。雪が所々に残っていた。
心配だった水は元気よく流れていた。水鉢の中で空き瓶が粉々に割れていた。池の魚たちも何とか生きのびているようだ。
さて、たけみっちゃんが亡くなった。あっけない最期だった。昨年10月まではあんなに元気だったのに。純ちゃんは主の死を知っているのだろうか。毎日、狐狸庵で食事を貰っているらしい。
たけみっちゃんのシイタケ山。
夜は恒例の焚き火。お酒がうまい。
1か月半も山瀬を留守にしたのは、もろもろの事情が重なったためだが、理由のひとつはカメラ。昨年末に山瀬を離れるとき、いくら探してもカメラが見つからなかった。内壁を張って上の写真を撮ったのが最後だった。泥棒にあったか、他所に置き忘れたか、いずれの可能性も考えられなかった。
今回もしや、と思ってペンライトで床下を覗いてみた。イタチかテンがカメラを引きずって床下に隠したのではないか、何となくそんな疑いを持ったのだ。すると、束柱の向こうに黒い肩ひもが見えた。あった。カメラ本体は一部泥にまみれていたが、電池も残っていて動く。
もっと奥に引き込まれていたらアウトだった。
夜になって、真夜中になって、あいつが現れた。物音で目がさめて、音のする方を見るとあいつが室内をのっそり歩いていた。テンだ。ベッドの上で半身を起してカメラを構えても、ゆったりとして動じる気配はない。薄黄色の毛皮、顔は白く、目がくりくりっとしてかわいい。
「なぜ、カメラを引いて行った?」 聞いても答えなかった。
心配だった水は元気よく流れていた。水鉢の中で空き瓶が粉々に割れていた。池の魚たちも何とか生きのびているようだ。
さて、たけみっちゃんが亡くなった。あっけない最期だった。昨年10月まではあんなに元気だったのに。純ちゃんは主の死を知っているのだろうか。毎日、狐狸庵で食事を貰っているらしい。
たけみっちゃんのシイタケ山。
夜は恒例の焚き火。お酒がうまい。
1か月半も山瀬を留守にしたのは、もろもろの事情が重なったためだが、理由のひとつはカメラ。昨年末に山瀬を離れるとき、いくら探してもカメラが見つからなかった。内壁を張って上の写真を撮ったのが最後だった。泥棒にあったか、他所に置き忘れたか、いずれの可能性も考えられなかった。
今回もしや、と思ってペンライトで床下を覗いてみた。イタチかテンがカメラを引きずって床下に隠したのではないか、何となくそんな疑いを持ったのだ。すると、束柱の向こうに黒い肩ひもが見えた。あった。カメラ本体は一部泥にまみれていたが、電池も残っていて動く。
もっと奥に引き込まれていたらアウトだった。
夜になって、真夜中になって、あいつが現れた。物音で目がさめて、音のする方を見るとあいつが室内をのっそり歩いていた。テンだ。ベッドの上で半身を起してカメラを構えても、ゆったりとして動じる気配はない。薄黄色の毛皮、顔は白く、目がくりくりっとしてかわいい。
「なぜ、カメラを引いて行った?」 聞いても答えなかった。
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