狐狸庵の店の前にツブラジイの大木があり、毎年今ごろに大量の実が拾える。小さなどんぐりだが、生で食ってもよし、炒って食べるともっとよし。
この椎の実をを求めて北九州から友人がやってきた。でも、今年はほとんど実が落ちていない。仕方がないので、実生から生えたツブラジイの苗木を探す。友人はこれを持ち帰って北九州の26階のマンションのベランダで育てるのだという。大きく育って実を落とすころには、友人は戸籍上100歳を超えているに違いない。
しかも、椎の木はマンション全体に根を張ったりして。
小屋に帰って五右衛門風呂をたいた。友人は温泉の猿みたいに、長ぶろで瞑想していた。
夜の献立は、ムカゴごはん、A1スープ、バーベキューのスペアリブとブラックタイガー、それに狐狸庵差し入れのおでん。盛りだくさんのご馳走に秋の夜がふけていく。
カマキリが何事かと覗きにきた。
翌朝、林道を散歩。
石に咲く花。右は石に生えた白いキノコ?
クサギの実。
先日庭の一画にまいた西洋芝はこんなに育っている。まだ、踏み込む訳にいかない。
2010年10月25日月曜日
どさんこミラファーム
小生の小屋から約1キロ上流のそば屋「狐狸庵」の近くに、体験乗馬「どさんこミラファーム」がオープンした。はるばる北海道からやってきた2頭の道産子が相手をしてくれる。ジンギスカン料理も味わえる、とか。
小生より一足早く山瀬に移住した脱サラ夫婦の経営。
2頭の馬は「陸」と「ムツ」。早く山瀬の自然になじんでくれるといいな。
ひまだったので、流れをまたぐ橋を作る。
こっちは商売っ気というものが、何もないなあ。
作礼山つづき
作礼山への山瀬側登山ルートを頂上から探すべく、車で9合目駐車場へ。駐車場から約30メートル入った所に林野庁の「風致探勝林」の標識があり、そこから登山道が北側斜面を下っている。
たぶん、方向や周囲の景観からして、この道だ。でも探勝は日をあらためて挑む。草刈り鎌が必要だ。
午後の陽もかなり傾いていたので、この日は頂上だけにする。
キャンプ場前に3つの池。
一番上の池がじゅんさい池だ。
作礼山頂上。887メートル。
頂上からの展望。唐津市街を望む。右に高島。左の下方に山瀬が(見えない)。真下に高圧線鉄塔があるので、ルート探索の目印になりそうだ。
こちらはもう一つのピーク、権現神社。石造りの砦のようだ。眼下にキャンプ場と池が見える。
2010年10月24日日曜日
2010年10月23日土曜日
サルナシめっけ
それはイキナリ目の前にぶら下がっていた。あった!
標高500メートルを超えたら九州にもあるはず、と八王子の仙人はのたもうた。以来、サルナシ探索は小生の課題になっていた。
熟れたヤツをひとつ口に入れた。第一発見者の特権だ。少しの酸味に甘い果汁。うおっ、これだ! キウイの原種と言われるだけはある。10数個をいただいて帰る。
作礼山登山ルートの最終確認のため、先日歩いた先を進んでいた。ほとんど、やぶこぎの状態になって行き悩んだ所にサルナシはあった。手前まで赤いテープはあるのに、その先は倒木と鋭いイバラにさえぎられて進めなかった。
頂上まであと数百メートルのはずなのに。ルート探索をあきらめて、しかし、バッグには例のお土産をしのばせて帰る途中の林道で、前を行くアナグマを見つけた。早足で追うと5メートルほどになってやっと気付いた。フーとうなって振り返り、向こうも早足になった。
ちゃんと道案内せーや。
2010年10月16日土曜日
作礼山
3日ぶりに山瀬から帰ったら、チリの33人が地下700メートルから生還していた。
その間に我が輩は地上(標高)887メートルの作礼山をめざしていた。山頂付近に3つの池があって「ここは天国か?」と見まがうほどの美しい光景が広がる。
登山は厳木町栗ノ木からが一般的だし、9合目までは車で行けるが、見帰りの滝(相知町)からの登山ルートもあると聞いていたので、そのルート探しが目的だ。
◇ ◇ ◇
小生の小屋を出発して5分でたけみっちゃんのシイタケ山。その前の橋を渡って林道を東(右)へ進む。約20分で下の分岐を右へ。「木材搬出中、立ち入り禁止」を無視。
約10分で下の分岐。標識も何もなくて分かりにくいが、林道から左へ踏み跡が山に続く。
さらに約10分で「ご安全に」の林野庁の標識。
けもの道に近い登山道がだらだら坂の状態で続く。迷いそうになったら赤いテープが目印だ。
登山道の周辺にはマムシグサ、サラシナショウマに似た白い穂状の花。ツクシミカエリソウか? さまざまなキノコ類も。
ルートの大半は確認できたので急坂にさしかかる前に引き返した。もう少し登れば(あと20~30分か)山頂付近に出るはずだ。よその人の写真によれば山頂はこんな具合。晴れた日は360度の展望を味わえる。
その間に我が輩は地上(標高)887メートルの作礼山をめざしていた。山頂付近に3つの池があって「ここは天国か?」と見まがうほどの美しい光景が広がる。
登山は厳木町栗ノ木からが一般的だし、9合目までは車で行けるが、見帰りの滝(相知町)からの登山ルートもあると聞いていたので、そのルート探しが目的だ。
◇ ◇ ◇
小生の小屋を出発して5分でたけみっちゃんのシイタケ山。その前の橋を渡って林道を東(右)へ進む。約20分で下の分岐を右へ。「木材搬出中、立ち入り禁止」を無視。
約10分で下の分岐。標識も何もなくて分かりにくいが、林道から左へ踏み跡が山に続く。
さらに約10分で「ご安全に」の林野庁の標識。
けもの道に近い登山道がだらだら坂の状態で続く。迷いそうになったら赤いテープが目印だ。
登山道の周辺にはマムシグサ、サラシナショウマに似た白い穂状の花。ツクシミカエリソウか? さまざまなキノコ類も。
ルートの大半は確認できたので急坂にさしかかる前に引き返した。もう少し登れば(あと20~30分か)山頂付近に出るはずだ。よその人の写真によれば山頂はこんな具合。晴れた日は360度の展望を味わえる。
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