2008年10月から佐賀県唐津市の山瀬で山小屋と雑木林づくりを始め、週に2~3日の割合で 山の暮らしを続ける。木造平屋建ての小屋(ロフトつき)の建築日記は隠し部屋③http://hooraibo.blogspot.com/p/blog-page_29.htmlで。

雑木の庭づくりは隠し部屋④

時は流れ   影は消えて  今はむかし  色もあせて  さてぞいまや  知らぬそぶり  だからわたし  こころわびて.................すべて空  空  空こそすべて  あやまちは今  知らぬそぶり  行き交う雲  風はやまず  煙たなびき  空はうつろ.......................................... 風はやまず  ちぎれる雲  露は落ちて  空はうつろい  待つ人はなく................................時は満ちて  あふれる涙  寄せては返し  落ちて砕ける  水は澄めども  明日は知れず  嘆きは深く  言葉ははかなし  霧にまぎれて  姿は見えず....................... 緑はあせて  空はうつろい  時は流れ  消える涙  ◆<朝日新聞ニュース>60億キロの宇宙の旅から6月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の開発チームに、佐賀県嬉野市の創業142年の老舗・井手酒造から同社自慢の酒「虎之児(とらのこ)」が贈られてきた。7年前、「はやぶさ」打ち上げ準備中の開発チームが井手酒造に「『虎之児』のラベルを『はやぶさ』の飛翔実験計画書の表紙に使いたい」と依頼したのが縁。回収したカプセルでもって、チームは狙い通りに虎児を得ることができたのか、どうか。..................けまるけまるこ ひらめのこ うらうらと 照れる春日に雲雀あがり 心かなしもひとりし思へば

2011年4月27日水曜日

変なものがいっぱい

 棒高跳びしろってか? それとも、逆上がりか?


 地面の芝の間にくっついていた。     クヌギの小枝にあった。
 卵みたいだ。                つぼの形がいい。


 殿様ガエル。                これは、うらガエル。 


 臭いから、やってきた。          蜘蛛の巣城。


 これは、どうでもいい、変なオブジェ。

2011年4月26日火曜日

秘密の群生地

 それはそうと果物のなる木って、何であんなにだらしないのかね。早い話が「イチヂク」。横へだらだらと徒長枝を伸ばし、樹形にまとまりがない。

 人生スキッと真っ直ぐ(江戸っ子は「まっつぐ」と言う)いきたいもんだ。「ケヤキ」みたいに、けやけく、けだかく、とか言って。


 そいで、樹木に名札をつける。片仮名がいいか、平仮名がいいか、それとも漢字か。迷って平仮名にした。

 














それでもやっぱり、食えるものがいい。けやけく、いやしく。ユスラウメとビックリグミ。



 ヤマブキとムラサキケマン。これらは食えない。



 アケビ。これはおいしい。          フデリンドウ?




 庭の隅に立派なタラの芽が出ていた。

 取るものも取りあえず、タラの木の秘密の群生地に行く。去年の今ごろ、山の散策中に偶然発見した。小屋から歩いて片道20分はかかる。1か所に数百本のタラの木が密集している場所だ。狐狸庵いがい誰にも話していない。

 手ごろな芽を摘んで、それでも3分の2ほどは残して帰り、狐狸庵に半分は上げた。

 コシアブラもまもなく食べごろだ。

2011年4月25日月曜日

夏がくる前に

 23日、24日と山瀬は時折り小雨がぱらつくあいにくの天気。さあ、きょうは何をしようか。あれも、これもと考えながら、「まず一番に何をする?」。やることは多いが、急ぎの用はない。そこで、大概はとりあえずお茶、となる。

 でも、お茶しながら考える。去年の夏は暑かったなあ。デッキの前に日よけが欲しいな。

 しかし、屋根の修理の方が先だろうな。でも、台風まではまだいいか。で、またお茶。時々ビール。

 雨がやんで、やる気になった。廃材で日よけを作る。小屋の軒先から日よけのシートを張るつもり。
   


 ついでに、風のたびに倒れて(山瀬の風は半端じゃないのだ)支柱が折れ、傘の骨が折れて、ずたずたになっていたパラソルを修理した。傘の骨は前の川沿いから切ってきた竹で代用した。三方から紐で引っ張って補強した。



 むかし、手すさびに針金で作った夕陽のガンマン。山小屋の邪気払いにお出まし願った。












 仕事を始めると、ついついはかどってしまうのが悪い癖だ。ただし、仕事と言えるかどうかは別問題。次はがらくた市で手に入れた車輪(元はホースの巻き取り機)を赤く塗る。どうだ。

 ペンキが余ったので一輪車にも塗った。






 一夜明けて25日は五月晴れ。いや、4月晴れ。

2011年4月13日水曜日

記念樹

 今年の春は遅い。異常に遅い。

 昨年のブログによると、山瀬の桜(ソメイヨシノ)が開花したのは3月26日。今年は4月13日になっても花はない。

 コブシもまだ小さなつぼみのままだ。

 軽トラで通りかかった塩田のおじさんも言った。「タラノメ探したが、まだじゃな。今年は遅いな」

 庭の景色も冬の延長上のようで、寂しい限り。なかでただ一つ目を引いたのは、「プチルビー」という名のイチゴ。1個食ってからデジカメを取りだしたら、メモリーカードが入ってない。仕方がないので携帯のカメラで。

 




 骨董市で手に入れた鉄製のリール(ホースの巻き取り機みたいなもの)と狐狸庵ゆずりの荷馬車を合体させた。


 赤い色に塗って「火の用心」と書いたバケツを乗せて、消防車にしようかいな。




 で、孫の誕生記念樹はヤマボウシと決まった。

 猫の「みぃみぃ」の墓の横にいいスペースがあったので、そこに植えた。

 ヤマボウシはすでに2本植えて枯らしてしまっているので、ホントは他のにしたかったのだが、欲しいのはいずれも1~2万もした。このヤマボウシは1.5メートルもあって2600円だった。それで決めた。





 そばの「ビックリグミ」の下部で何かがヒラヒラしているのに気付いた。オニヤンマの羽化じゃないか!

 やるねえ、こんな所で。デジカメだったら、ピントばっちりで撮ったのに。

2011年4月1日金曜日

平地より2~3週遅れ

 朝、霜が溶けて地面から霧が立ち上っている。

 山瀬の春はまだまだ。

 全体に平地より2~3週間は遅い。

 やっと梅が満開を迎えたばかりだ。

これは狐狸庵の紅梅。

山ではクロモジの若緑の花が燃えだした。











花壇にワイルドストローベリーを植える。 冬を越して生き残った行者にんにく。




 モミジが赤い新芽を伸ばしはじめ、コブシのつぼみが膨らみかけた。 












 ソメイヨシノの花芽とサクランボも元気。




 ビックリグミとブルーベリー。今年は寒さが厳しかったから、多くの実が期待できそう。


 川に降りると、ネコヤナギの芽がふくらんで奇妙な毛虫がついているように見える。岸辺にはやはりクロモジの花。