何の因果か、縁あって北九州市戸畑区の旧松本家住宅(現・西日本工業倶楽部)で飯食うことになった。フランス飯。食器は高級ノリタケ、ナイフとフォークは銀。
昭和天皇がお泊りになった部屋です、と食事が終わってから聞かされた。
上段左から ①活スズキのマリネ薄づくり ライムの香り
②野菜のスープ ナポリ風
③貝柱と鮭のポピエット サフラン風味
④牛フィレ肉のポワレ マデラ酒ソース添え
⑤さつま芋のモンブラン フルーツ盛り合わせ
以上、ご馳走さまでした。
建物の中を案内してもらった。
至るところアールヌーボー。設計からインテリアまですべて、あの東京駅をつくった辰野金吾の作。
各部屋に石炭で焚く暖炉がある。飾りではなく今も現役とか。
和室もある。暖炉の周りは高島北海のふすま絵。
小生の山小屋とは正反対の極致。正反対も対のひとつと考えられなくもない。
以上、あらためてご馳走さまでした。
ついでに我が家のアールヌーボー。ここでいただく料理は「虫いろいろ固め焼き 日干しレンガのソースあえ」。
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