水が止まるのはよくあることで、取水口が浮き上がったり、ホースが流されたりだが、これまでは半日も働けば元通りにできた。
しかし、今回は勝手が違った。想像以上の大雨だったらしく、25ミリホースの口からは大量の土砂が吐き出され、水鉢を埋めていた。200メートル上流の水源を見にいくと、取水口が浮き上がっていた。セットし直したが、水が通る気配はない。ホースの中に大量の土砂が残っているに違いない。さて、どうしたものか。
取水口から1本目のホース(90メートル)の水が流れ始めさえすれば、2本目以下はその水圧で内部の土砂が吐き出されるはずだと、取水口の場所を変えて高低差を大きくしてみたが、ちょろちょろ水が出るだけで、ちっとも勢いがない。思案しながら1日目が終わった。
<池の水もピンチだ>
2日目も本来の水流を取り戻すべく、あれこれ試して、徒労に終わった。そうだ、狐狸庵の井戸水なら相当の水圧もあるし、何とかなるのではと思う。
3日目。朝7時に起きだして、1本目と2本目のホースを外して道路まで引きずりおろした。車の後部にくくりつけ、90メートルホース2本を約1キロ先の狐狸庵まで引いて行った。途中で他の車と出合ったら、何事だと思われるに違いない。
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それに、炎天下。汗の出方が半端じゃない。取水口と小屋の間の行ったり来たりは、川沿いの山道なので、体にこたえる。ま、運動だと思えばいいか。それに暑かったら、川に飛び込めばいいし。この天気だから濡れてもすぐに乾きそうだし。
ホースの浣腸。腸内洗浄。これでだめなら、新しいホース買わなきゃ。2本のホースを再び車にくくって小屋に戻る。朝から飯も食わずに働いて、ホースの敷設を終えたのは午後1時半だった。
やっと冷たい水が復活。
さて、先日から作成中の木造船(というか丸木舟)はこうして池に浮かべてみました。(これは水が出だしてからの余裕)
山瀬はいま合歓の花が盛り。トンボもいろんな種類のがやってくる。これも水が来てからの余裕のカメラ。
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