しばらく小屋の造作をほおっておいたので、そろそろ内部をきれいにしようかなと思う。
本当のところ、寝るとき以外はデッキで過ごす時間が長いのだ。昼も夜も。そこが快適だから。
しかし、寒くなったら小屋の中で過ごすことも多い。壁をきれいにして住みやすくしようと思う。
これはデッキから見た小屋の前面。
で、漆喰がコンパネ(合板)に塗れるかどうか、すさが混ぜ込んである白漆喰の小袋を購入して試した。2日置いて大丈夫。そいで、10キロ千数百円を2袋買って山瀬へ。さっそく3面の壁にコンパネを張って塗りにかかる。
実のところ想像はしていたのだが、壁塗りでもっとも大変で大事なことは、材料を練ることである。バケツに漆喰と水を入れて棒で混ぜると言えばそれまでだが、ものすごい力が要る。漆喰を投入した時はものすごい白煙が上がって、これは吸い込みたくないし。
泥団子のように、アマルガム状にがっしがっしと練り上げていくと、しまいには粘りけが出てくるのだ。
蜘蛛を1匹、生きたまま練り込んでしまった。壁のしみとなって蜘蛛の亡霊が出るかも。
うん、何となく雰囲気は出てきたぞ。
以前は「板子一枚、下は地獄」ならぬ板子一枚の向こうは完全な「外」だった。
2日間で、作業はここまで。計画面積の約半分か。
コテあとも生々しい、ざらざらと粗い肌ざわり。意識的にねらった訳ではないが、素人っぽくていい感じ。
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