それはそうと果物のなる木って、何であんなにだらしないのかね。早い話が「イチヂク」。横へだらだらと徒長枝を伸ばし、樹形にまとまりがない。
人生スキッと真っ直ぐ(江戸っ子は「まっつぐ」と言う)いきたいもんだ。「ケヤキ」みたいに、けやけく、けだかく、とか言って。
そいで、樹木に名札をつける。片仮名がいいか、平仮名がいいか、それとも漢字か。迷って平仮名にした。
それでもやっぱり、食えるものがいい。けやけく、いやしく。ユスラウメとビックリグミ。
ヤマブキとムラサキケマン。これらは食えない。
アケビ。これはおいしい。 フデリンドウ?
庭の隅に立派なタラの芽が出ていた。
取るものも取りあえず、タラの木の秘密の群生地に行く。去年の今ごろ、山の散策中に偶然発見した。小屋から歩いて片道20分はかかる。1か所に数百本のタラの木が密集している場所だ。狐狸庵いがい誰にも話していない。
手ごろな芽を摘んで、それでも3分の2ほどは残して帰り、狐狸庵に半分は上げた。
コシアブラもまもなく食べごろだ。
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