北九州の友人がビワの苗木3本とカキの苗木5本を持って現れた。
(この人の持ってくる苗木はいつも小さすぎる)
山瀬の敷地内に植えこんだ後、友人は腰を伸ばしながらため息ついた。
「モモクリ3年、カキ・・・・」 「8年かぁ」。
去年、小川沿いに植えた行者ニンニクは暑さか寒さで消えてしまった、と思いこんでいたが、消えた辺りから新芽が吹いているのに気付いた。
改めて行者ニンニク5本の苗木を購入して花壇に植えた。山ウドも2株が手に入ったので、花壇に。
タラの木は渓流沿いにいっぱいあるし、「山菜ガーデン」もいいかな、と。
狐狸庵の壁に普段は裏メニューとなっている「そば法度」が、1皿300円の表メニューになって貼り出されていた。
300円のうち100円を東北関東大震災の義捐金に充てる、という。そば法度は福島の郷土料理で、むかし殿様があまりのおいしさに感激して、「庶民は口にすべからず」とご法度にしたといういわくつきのそば料理である。
福島原発では半径20キロ内は圏外退避、20~30キロ内は屋内退避の指示が出ている。山瀬は九州電力玄海原発から約30キロの距離にある。
いざという時に「屋内退避」と言われても、我が輩の小屋では屋内も屋外もすきま風が通り放題でほとんど変わりがない。困ったものである。
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